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光房コラム 2005年12月8日(木) 
 
 


■チェックタイム-「利休百首(5)」


上手には数寄と器用と功積むと
     此の三つそろう人ぞよく知る


じょうずにはすきときようとこうつむと 
      このみつそろうひとぞよくしる



上手になるには、まず好きであること
--つまり私なら、やってみたいと願うこと。
つぎに器用であること
--これは、手先がよく動くことでしょうか。
だが、それが難しいのです。
本質をつかみ段取りをよくする必要があります。
とにかく頭をよく働かせなくては。
   ◇
さてそうして、経験の積み重ねへ。
--繰り返すうちに少しは上手くなるはずと思いますが
なかなか思うようには進みません。
経験は積んでも、「功を積む」のはまだまだ。
   ◇
赤子でさえ、それが好きだとの一心で
飽きずに繰り返します。
手と頭を使って飽きずに稽古し、
いつか茶道の醍醐味を味わいたいものです。

(IS)



■クイズ
はじを□□人に物とい習うべし
これぞ上手の基なりける


□□に入る文字(仮名2文字)は何でしょう。
前回の利休百首でとりあげましたが……。
答えはこの頁の一番下




 

 
  *このコラムでは
女持ち扇子の歌の並び順と用字に従っています。 (男女で違っています)
*万葉がななどホームページで表記しにくいものは、 一部変更しました。

 


 
   
■クイズの答え(太い文字)
はじをすて人に物とい習べし
これぞ上手の基なりける
   
 

  

     

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