■茶道具控帳ーーーふくさ 先日、衆議院の解散詔書が「紫のふくさ」に包まれて登場し 「ふくさ」がテレビなどで話題になりました。 ご覧になったでしょうか? * 「ふくさ」には千年以上の歴史があり、 もとは「柔らかい絹布(けんぷ)」のことでした。 江戸時代には柔らかい絹の着物を 「袱紗小袖(ふくさこそで)」と 呼んだとか。 かわいい言い方ですね。 * 現在では、茶道用の「茶ふくさ」、 進物用の「掛けふくさ」、 金封や懐中物用の「包みふくさ」などがあります。 悩むのは書き方。「袱紗」「帛紗」「服紗」などがあり、 用途や流派、TPOで異なります。 皆さまのまわりでは、 どんな品にどんな字を使っているでしょうか。
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