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光房コラム 2006年1月12日(木) 
 
 


■光房日記-「難を転じて福となす」

皆さまの健やかな 一年を祈って
今回は「難を転ずるー 南天」がテーマです

昨年12月15日の光房日記で
「千両」と「万両」を取りあげたところ
「では南天と千両は、どう見分けるの?
同じように実が赤くて上向きについてるが・・」
との声がかかりました。

南天はぶどう」「千両はイクラ」と。

面白いたとえで覚えればわかりやすいでしょう。

南天の実はぶどうのような房状につきます。
そのため、実がたくさんついた大きなものは 
垂れ下がるものがあります。
それでも実やほっそりした葉の間に隙間が見え
どこかなよやかで風情豊かです。
何枚かの葉をつけた小枝は
天ぷらなど料理に添えられることがあります。

千両の実は、ちょうど真っ赤なイクラを
何枚かの葉のねもと近くへチョンと盛ったように
かわいらしく実ります。
冬季でも葉は紅葉せずあおあおと元気一杯。
南天よりも大きいこの葉は
艶があり、まわりにギザギザがあります。
ちょっとかたちは違いますが
「ヒイラギに少し似ているかも」と
先日気づきました。

(MU)




・ ・

  ↑南天
↓下左・南天の葉とこぼれた実  
 
 
 
 
 
 ↑上右・千両(上部の水仙の花と比べると葉が大いことがよくわかります。
 
 


 
   
 
 

  

     


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