|
■光房日記-「難を転じて福となす」
皆さまの健やかな 一年を祈って
今回は「難を転ずるー 南天」がテーマです。
昨年12月15日の光房日記で
「千両」と「万両」を取りあげたところ
「では南天と千両は、どう見分けるの?
同じように実が赤くて上向きについてるが・・」
との声がかかりました。
「南天はぶどう」「千両はイクラ」と。
面白いたとえで覚えればわかりやすいでしょう。
南天の実はぶどうのような房状につきます。
そのため、実がたくさんついた大きなものは
垂れ下がるものがあります。
それでも実やほっそりした葉の間に隙間が見え
どこかなよやかで風情豊かです。
何枚かの葉をつけた小枝は
天ぷらなど料理に添えられることがあります。
千両の実は、ちょうど真っ赤なイクラを
何枚かの葉のねもと近くへチョンと盛ったように
かわいらしく実ります。
冬季でも葉は紅葉せずあおあおと元気一杯。
南天よりも大きいこの葉は
艶があり、まわりにギザギザがあります。
ちょっとかたちは違いますが
「ヒイラギに少し似ているかも」と
先日気づきました。
(MU)
|
|
・ |
|
|
|
|
![](nan-76.jpg)
・ ・
|
|
|
↑南天
↓下左・南天の葉とこぼれた実 |
|
|
|
|
|
↑上右・千両(上部の水仙の花と比べると葉が大いことがよくわかります。
|
|
|