■光房日記-「立春を待つ」 おりにふれて思い出す漢詩があります。 年々歳々花相似たり 年々歳々人同じからず 今年は梅の開花が遅れ、つれなさに 「人だけでなく、花も、同じからずでは?」と 詩の言葉を借りて 文句を言いたくなる時もあります。 右の写真のように、1月末には たくさんの花を咲かせていた梅があるのですが 今年はやっと数輪が寒そうに開いているだけ。 もっとも、見ている私も寒さで動きが悪く まさに身が縮んでいるので、 やはり梅に文句はいえません。 今度の土曜2月4日は立春。 開花の春を「待つのが楽しみ」な日々も、 あとわずかです。
(MU)
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