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光房コラム 2006年2月16日(木) 
 
 


■チェックタイム-「利休百首(7)」

手前には弱みを捨ててただ強く     
    されど風俗いやしきをされ


抹茶を点てるために
陶器、塗物、織物、金属製品など
さまざまな道具を手にします。
その重さ・形・質感はずいぶん違います。
釜蓋は、重いので、
指に力をいれて持たなくてはならない。
棗は、爪が当らないように
優しくそしてしっかり持たねばならない。
  *
そうわかってはいるのですが、現実は 
ふと力任せに持ってしまい
ぎこちなくなったり、
注意してふんわり持っているつもりが
傍目には危なく感じさせてしまったり・・。
  *
まずは気持ちを落ち着けて
弱すぎもなく、強すぎもなく
道具ごとにほどよく適切に扱う。
そうするうちに
品格のある点前になっていくのだと
考えさせてくれる一首です。
(IS)

※風俗・・この場合は身のこなし、動作


■クイズ
目にも見よ耳にもふれよ香を嗅て    
ことを□□□□よくがつてんせよ

□□□□に入る文字は何でしょう。
前回
の利休百首でとりあげました。
答えはこの頁の一番下  



 

 


     手かがりのある菓子器
     しっかり持てて安心です
     ※菓子器頁で紹介中
     全体写真↓
    










 
   
   
■クイズの答え(太い文字)
目にも見よ耳にもふれよ香を嗅て    
ことを問いつつよくがつてんせよ

   
 

  

     

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