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光房コラム 2006年6月09日(金)
 



■光房日記-下野は「木もの


茶花の「6月の木もの」のひとつが
低木の 「下野(しもつけ)」です。

風にゆれる奥ゆかしい風情から
つい「下野草(しもつけそう)」と
呼びたくなりますが、それは間違い。

「下野草」 は山野に生える別の種類の植物で
「下野」より、ややたくましい感じがします。
上に向かってしっかり伸びて、花を咲かせた、 
そんな雰囲気でしょうか。
葉のギザギザもくっきりしています。

つまり一見すると「木」のほうが繊細で
「草」のほうがたくましい・・・
これは、ややこしいですね。


しかしよくよく考えれば、
「細くともしなやかな枝だからこそ風にも折れず、
すっと伸びた先に、
優しい花を咲かせられる」のだと
思いいたります。

「強さを秘めたかれんな花」、
それが下野です。



  下野(しもつけ)
  五弁の花は雪柳や小手毬に似ています。
  3つとも薔薇科シモツケ属。
 

  下の写真は、下野ではありませんが
  五弁の花が咲いた数寄屋袋。
  
女性にもおすすめです。

  男持ち数寄屋袋
  玄々斎好み白紬地金襴 5,355 円(税込) 

  申込番号 020 - 858
    
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