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光房コラム 2006年6月17日(土)
 



茶道具控帳---籠花入(かごはないれ)


夏から秋にかけての楽しみのひとつに
籠の花入があります。

茶室で見かけるものには
かたちでは
「せみ籠」「なた籠」「せせらぎ籠」
「背負籠」「鮎籠」「まゆ籠」 など 
材では
竹・アケビ・藤蔓・藤 (とう)などがあります。
編み方はもちろんさまざまです。

風情はというと、
別格は、
唐金花入のかたちをなぞったような唐物籠。
緻密な編みが高い格調をかもし出します。

さりげないタイプなら、何といっても、
民具を花入れに見立てた花籠でしょう。

ざっくりとした編みの
どこか懐かしい表情を見ていると
つい道ばたの草花をつんで入れてみたくなります。
茶室への廊下のコーナーに置いたり、
壁に掛けたり・・・
するとそこに涼風がかよいます。

なお籠花入は茶室の畳床の場合、
「薄板にのらず。床の畳の上に置いてよし」
とのことです。




  さざえ籠 (小) 2,100(税込)
  申込番号 009 - 662

  ・晒し竹・ガラス筒付
  ・約 口径7.0×高さ16.0cm(手の上まで)
  ・背部に掛け輪付・紙箱入  
 
 *花は撮影小物

  ※6月17日(土)現在の商品です。
  売切による未掲載等の場合は
  ご容赦ください。

★「さざえ籠」とは

床の間に向く径19、高さ31cmほどの大型では「江ノ島さざえ籠 惺斎好写
」があります。これは文字通 り江ノ島のさざえを取る籠から。

一方、上でご紹介したさざえ籠は小型でざっくりした趣ですので、小さな花や野草をちょっと入れたい時に最適です。さまざまな場所に置けるのが利点。 普段使いにもどうぞ。



 

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