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■茶道具控帳---籠花入(かごはないれ)
夏から秋にかけての楽しみのひとつに
籠の花入があります。
茶室で見かけるものには
かたちでは
「せみ籠」「なた籠」「せせらぎ籠」
「背負籠」「鮎籠」「まゆ籠」 など
材では
竹・アケビ・藤蔓・藤 (とう)などがあります。
編み方はもちろんさまざまです。
風情はというと、
別格は、
唐金花入のかたちをなぞったような唐物籠。
緻密な編みが高い格調をかもし出します。
さりげないタイプなら、何といっても、
民具を花入れに見立てた花籠でしょう。
ざっくりとした編みの
どこか懐かしい表情を見ていると
つい道ばたの草花をつんで入れてみたくなります。
茶室への廊下のコーナーに置いたり、
壁に掛けたり・・・
するとそこに涼風がかよいます。
なお籠花入は茶室の畳床の場合、
「薄板にのらず。床の畳の上に置いてよし」
とのことです。
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さざえ籠 (小)
2,100円(税込)
申込番号 009 - 662
・晒し竹・ガラス筒付
・約 口径7.0×高さ16.0cm(手の上まで)
・背部に掛け輪付・紙箱入
*花は撮影小物
※6月17日(土)現在の商品です。
売切による未掲載等の場合は
ご容赦ください。
★「さざえ籠」とは
床の間に向く径19、高さ31cmほどの大型では「江ノ島さざえ籠 惺斎好写
」があります。これは文字通
り江ノ島のさざえを取る籠から。
一方、上でご紹介したさざえ籠は小型でざっくりした趣ですので、小さな花や野草をちょっと入れたい時に最適です。さまざまな場所に置けるのが利点。
普段使いにもどうぞ。
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