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光房コラム 2006年7月29日(土)
 
茶道具控帳---露(つゆ)の意匠と心

大雨で大きな被害をこうむった地方の皆さまへ
心よりお見舞い申し上げます。

九州あたりでようやく梅雨明けとか。
これからの強烈な日射しに太刀打ちするため、
麦茶の合間に「冷たい抹茶」で
ビタミンCの補給はいかがでしょうか。

こんな時節にはやっぱり平茶碗がおすすめです。
そんな気持ちで当店ホームページに掲載中の
「つゆ草平茶碗」を 見ていたら
涼しげな「つゆ」から「三露(さんろ)」という言葉を
思い出しました。

以前の町中では建物の玄関口や家の前へ
打ち水をしているのをよくみかけました。

よく掃除してある場所に水を打って清め
ひんやりしたすがすがしさを
来訪者や通行人に楽しんでいただく・・
こんな心優しい、ゆとりのある生活習慣が
あたりまえだった時代がありました。

今は地球温暖化を意識してか
省エネで涼しさをよぶために
「打ち水」が提唱されているようです。

  ****

茶道の亭主の心得には
「露地に三露(さんろ)の打ち水」があります。
『南方録』 では 「客露地入の前一度、中立の前一度、
会すミて客たゝるゝ時分一度、都合三度也、
朝、昼、夜、三度の水、すべて意味ふかき事と
心得べし 」と解説しています。
 

   


 

 
  
  白露の輝く野を行くうさぎです  

  きせととびうさぎちゃわん
  黄瀬戸飛びうさぎ茶碗
  4,725
円(税込) 
  申込番号 024 - 721

  ・中村与平作・約 径12.5
   ×高さ13.2cm
・化粧箱入


 




 
※商品詳細は目次からどうぞ。
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