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光房コラム 2006年8月12日(土)
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■光房日記-ススキ 秋の七草の一つとして知られるススキは 茶花では8月の「草もの」となっています。 種類はいろいろあり、 「糸すすき」「縞すすき」なら7月の茶花です。 そこでちょっと疑問がわくかもしれません。 「ススキは花?」と。 実はススキは稲科の風媒花なので 見た目には花らしくないのです 。 「風によって実を結ぶ」ことに思いを寄せると 涼しげな印象がいっそう深まります。 ふりかえればススキは意外にも、 「生活に身近な、役立つ植物」でもありました。 たとえばその昔は茅葺き屋根に使われ 家畜の飼料や炭俵にも利用されました。 そこここにあったススキを飾って点てる、 夏から初秋の一服。 昔の茶人たちは、どんな思いで 楽しんだのでしょうか。 ススキに合う花生のひとつ ![]() からかねきねがたはないけ 唐金杵形花生 16,800 円(税込) 申込番号 014 - 711 ・宗喜作 ・約 底径4.5×高さ27.2cm ・木箱 詳細はここをクリック ※盆は参考 ※記事作製時の商品です。 売切による未掲載等の場合はご容赦ください。 ※茶花の該当月と名称は諸説ある場合があります。 新旧暦、地域による花期の違い等もありますが、 このコラムでは主に、河原書店編『茶人手帳』の 「茶花十二ヶ月」を参考にしています。 |
ススキ (Miscanthus sinensis) 「薄」あるいは 「芒」と書き 別名は茅(かや)、尾花(おばな)。 * 一番下の拡大写真で 花穂の下に出ているのが雄しべ。 この写真では 小さくて見えないのですが 上に出るのが 雌しべ。 風に揺られて 実を結ぶ花です。
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