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光房コラム 2006年8月27日(日)
 
■チェックタイム-利休百首(17)
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よそなどに花をおくらば其の花は      
      開きすぎしはやらぬものなり



花はプレゼントの代表格。
大きく咲いたものばかりがいい?
いいえ、もし八分咲きや五分咲きを集めて
華やかな花束にするときでも、
満開ばかりは避けるはず。
そしてきっと、「咲いてください」と祈りながら
つぼみも加えるのではないでしょうか。

花はかたちや色あいを楽しむばかりでなく、
「そこにある命の有り様をよく見るとよい」と
聞いたことがあります。

確かにその通りと、心して観察すると

つぼみが徐々に膨らんで花びらの開く様子が
眠りから目覚めた子のノビのように見えもします。

また、七分咲きとなった花を見つめていると
「今、咲くことだけにある生命」を、いいかえれば
「生命の営みそのもの」を今見ているのだと、
素直に感じます。

茶花には、 開きすぎでないものを大切に。 


■クイズ
茶を振るは □□□を振ると 思うなよ      
□より振れよ それが秘事なり    


□□に入る文字は何でしょう。
前回の利休百首でとりあげました。
答えは少し下に掲載。








      拡大はここをクリック

写 真は、つぼみの多い草花にも
よく似合う花生です。
コーナーなどにも置けますので
これからの季節に便利です。


ききょう籠 (小)  2,100  
申込番号 014 - 667

・晒し竹
・約 口径6.0×
高さ17.5cm
  (手の上まで)
・紙箱入
・ガラス筒付
※花は撮影小物

※商品詳細は目次からどうぞ。
売切による未掲載等の場合は
ご容赦ください。

■クイズの答え(太い文字)     
茶を振るは 手さきを振ると 思うなよ      
より振れよ それが秘事なり
   
 

  

     

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