すずめ茶碗



秋は、豊作を喜ぶ「稲雀」
新年は、目出たい夜明けを歌う「初雀」


 
 
   


見込み

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すずめ茶碗
3,990円(税込)
申込番号006-5F-1463

・木村利斉作

・約 径12.1×高さ8.1cm
・化粧箱



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←下写真 後ろ


     


窯印

  
 


←窯印

     


茶碗




 
←茶碗正面


新年は、
目出たい夜明けを歌う
「初雀」。

新しい年がきたことを告げるかのように、日の出前にさえずりはじめます。チュンチュンと明るくはねるように・・。
お茶碗の腰にほんのり浮かぶ赤い色味は、初春の朝焼けのよう。
     


茶碗







 
←茶碗正面下部

秋は、豊作を喜ぶ
「稲雀(いなすずめ)」。

お米を食べてしまうのは、ちょっと困りものですが、実は春には、生育する稲や農作物の害虫を食べ役立ってくれています。
人間の近くに住み、共生している鳥ともいえましょう。




     
     
 
 
     


すずめ






 


雀(すずめ)の物語


クライマックスにすずめが登場する物語といえば
森鴎外の『山椒大夫(さんしょうだゆう)』 。

老女が雀をおいながら、
「安寿恋しや ほーやれほ 厨子王恋しや ほーやれほ
鳥も生(しょう)あるものなれば、
疾(と)う疾う逃げよ、
逐(お)わずとも」と歌っていたところ
生き別れていた子、厨子王がそれを聞いて母だと気付き、
ついに再会することができたのでした。

過酷な運命にあいながらも
雀という小さな生き物に情けをかける歌が印象的です。

ご紹介の茶碗には、
厨子王の母の心情に応えるかのように、
楽しげに飛ぶ雀たちが描かれています。







     
 

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