なんと目出たいことか、黄金の菊は。
咲きそめた菊、盛りの菊、
そして晩冬の菊、紅白の菊までもこきまぜて、時のめぐりを祝う。

 
 
   




 



 
けんざんうつしきくちゃわん
乾山写し菊茶碗
15,330
円(税込)
申込番号 002 - 1504

・伊坂清香作
・約 径11.8×高さ7.5 cm・木箱

口縁には鉄釉の「口紅(くちべに)」を
かけまわしています。
尾形乾山に
はこの手法がよく見られます。
色合いは黒にも見える濃い褐色なのですが
紅」といいうところが風雅です。
     




     
  
 



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←上の写真は、正面右
 下の写真は、正面左

白く丸く浮かびあがる「ごほん」は
遠くに、あるいは澄んだ白い霧の中に
群れて咲く菊のよう。

おさえた表現だからこそ
心の中に
見たこともないほどの一面の菊を
咲かせてくれます。
     







 

 

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菊の個性を愛でる


菊は英語ではクリサンセマム(Chrysanthemum)。
語源はギリシャ語の chrysos(黄金色)と anthemon(花)。
それを証明するかのように、ご紹介の抹茶茶碗には、
黄金色の菊がたくさん咲いています。

さて一緒に咲いているのは、おめでたい紅白の菊。

赤はダリアにも似た、
白はマーガレットにも似た華やぎがあります。

菊の種類は1万とも数千ともいわれ、
最近では洋風の雰囲気をもったタイプの菊も
多く見かけるようになりました。
たとえばポンポンマムはピンポンのボールに似ていて
緑色の花色もあります。

「どんな菊が好き?」
こんな話題が茶席を印象深くしてくれそうな抹茶茶碗です。



     
 

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