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げんげんさいこのみ
  あらしやまなつめ
玄々斎好 嵐山棗
 
申込番号 052 - 1049

・湖彩作
・約 径5.5×高さ4.9cm
・木箱入


満開の桜と散りそめる花びら。そして葉桜。蓋裏のなかに、桜のときの流れが描かれていますので、陽春までお使いいただけます。

玄々斎
裏千家十一世玄々斎 精中宗室、1810-1877年7月11日。 幕末から明治の激動時代に、外国人を迎えるための立礼式を創案。そのほかにも茶箱点など、裏千家の流儀を特徴づける茶礼を積極的に普及させた。

     
     




 


←木箱の前で

棗は溜塗りのため、光の具合ではやや赤みのある色合いに見えます。 
ほんのり透けた雰囲気が、時とともに表情を変えていくのも楽しみです。

木箱をおさめた紙箱には、次のような歌が書かれています。
 嵐山名におふ花もうつろいて
 松の千歳にちきる春秋

 


←蓋をあけて




     
 
←拡大

手にとれば「あらし山」という文字が
よく見えます。
 
 
←底
     
     
     
 
 
   







 
嵐山の春

京都の嵐山は、その昔は紅葉の名所とされていました。
そこへ後嵯峨上皇が1255年に亀山殿を造営し
同時にたくさんの山桜を吉野から移植してから
天下に聞こえる桜の名所ともなったのです。

ご紹介の棗は、蓋中に桜が描かれていますが
蓋上は「あらし山」という文字だけ。

拝見時に蓋を開けて桜を堪能したあとは
蓋をして実際の嵐山に思いをはせ
その美しい四季やさまざまな物語を思い浮かべる・・
そんな楽しみ方もできそうですね。

たとえばお能の「嵐山」では
花守に姿を変えた明神があらわれ 
嵐山の桜について語り、桜の花を愛でます。

     
 

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