早雲寺文台裂大袱紗




   
 

 
武将のかたわらの
文台と硯箱に貼られていたという。
利休と同じ時代に愛でられた
美しい裂


 
 
     
   









 


お買上感謝・在庫なし

←4つ折り (別角度)

そううんじぶんだいぎれ
しょうはおおふくさ
早雲寺文台裂紹巴大袱紗

申込番号P2-001-1898

・絹
・約たて28.5×よ(わ)27.5cm
・化粧箱


 






全体写真

全体




 




←全体
上の写真は明るめ、下の写真はやや暗めに撮影してあります。


※明暗や光の種類、ご覧のパソコン環境などにより少しずつ違って見えますので、各写真をご覧のうえ、このお品独自の雰囲気をご理解くださいませ。



     



裂拡大

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柔らかな紹巴織り。

糸も柔らかく、
光の調子や角度により
文様の縁や地裂などが
ところどころ
白く輝くかのように見え
シンプルな美しさに
重厚感を与えてくれます。
     



裂の名




 





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 コラム
 

早雲寺と利休の時代

早雲寺は大永元年(1521)に建立された臨済宗の寺院。
北条氏(ほうじようし)の祖、北条早雲(1432〜1519)の遺言により
嫡男の北条氏綱によって建立され、小田原北条氏の興隆とともに栄えましたが
天正18年(1590)の豊臣秀吉の小田原攻めで焼失し、その後は荒廃。
後に再建が許されます。

興味深いことに早雲寺の興隆(建立から焼失まで)の期間は
利休の生涯、大永2年(1521)〜天正19年(1590)にほぼ重なります。

このお寺に伝わってきた品々の1つが
北条氏政(うじまさ)愛用の「織物貼り文台と硯箱」です。
貼られていた裂は、今では重文「早雲寺文台裂」となっています。
早雲寺文台裂の袱紗から、
利休の生きた時代の様相を広くひもといていくのも一興でしょうか。

    ※北条早雲については小説も書かれています。
     例えば司馬遼太郎『箱根の坂』(全三冊)があります。 

     
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