不動明王聖牛間道出し袱紗


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いったい何をにらむのか、不動明王は。
その眼が発する鋭い光は
 慈悲の極みだという。


 
 
   


四つ折り






 

お買上感謝・在庫なし

ふどうみょうおう
せいぎゅうかんどう
だしぶくさ
不動明王聖牛間道出し袱紗

申込番号 R1791 – 764

・絹・約 縦28.5×横27.5cm・化粧箱

←四つ折り
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※同裂の古袱紗もあります。
 

     









 

←別角度の四つ折り

見る向きによっては
文様が落ち着き
間道の色合いのほうが
しっかり見えてきます。
     












 

←牛に乗った不動明王

不動明王の
背の火焔は
世の中の、
あるいは心の中の悪を
焼き滅ぼすもの。


   
 










   


←裂
     
 
↓コラム



■歴史の中の不動明王

ご紹介の袱紗には牛に乗った不動明王が織り出されています。
言い伝えでは修験道の開祖、役行者(えんのぎょうじゃ)が
山奥での修行中に、牛に乗った不動明王と出会います。
不動明王は修験道で修行をする山伏の守り本尊となりました。

現在の不動明王の像は、ほとんどが岩(盤石な信仰心を表す)の上ですが
その様相は言い伝えと同じ、鬼のような「憤怒」。
実はこれは優しさの極致が怒りとなったもので、
たとえば背の火焔は、一切の煩悩を焼き尽す大慈悲の火なのです。


■身近な不動明王

本尊が不動明王の成田山では、節分に「鬼は外」と言わず「福は内」とだけ言うそうです。
鬼のような姿でも不動明王にはそばにいてもらいたい、
煩悩から救って欲しい、と願う人びとの気持ちに答えてのものでしょう。

今年2013年の節分で、成田山と深いつながりをもつ歌舞伎俳優が
豆まきしたというニュースを見聞きされたでしょうか。
この歌舞伎俳優は代々「にらみ」というお家芸が有名です。
江戸時代、二代目市川團十郎の「不動の見得」が人気を集め、
「不動の見得」でにらまれると病が治ると噂されたことがあったとか。

さてご紹介の袱紗の不動明王はどんな眼をしているでしょうか。
袱紗を手にした時、キラリと光るのは糸なのか、それとも・・。



    ※精巧な染織りは、撮影のほかご覧になる環境、パソコンにより多少変化して見えます。
それが醍醐味でもございますのでお楽しみいただければと存じます。
(変化の雰囲気が伝わりますよう、向きなどを変えて撮影しています。)
     
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