柳桜に鳳凰文だし袱紗


 

この出し袱紗から浮かぶ歌は・・
*
花ざかりに京を見やりてよめる  素性法師    
見わたせば 柳桜を こきまぜて 都ぞ春の錦なりける 
                 古今集巻一
   
 
     







 

お買上感謝・在庫なし
← 四つ折り

いいけでんらい
やなぎさくらに
ほうおうもん だしぶくさ

井伊家伝来
柳桜に鳳凰文出し袱紗

申込番号001-R1582

・絹(クリーム地)
  
   全体イメージ



   








 



← 拡大

春のひざしのような淡いクリーム色の地に、光に輝く若い柳の葉がいっぱいにひろがっています。

その間には満開の桜と
吉祥の鳳凰。


   







 



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赤い尾と、緑の尾。
鳳凰(ほうおう)の
鳳(ほう)は雄、
凰(おう)は雌。
仲良く飛ぶさまも
吉祥のしるし。


     









 

←裂地の雰囲気

つややかな風合いが
細やかな文様を
より美しく
見せてくれます。

     
     
 



 

 







 


真の「錦」は身近なところに


素性(そせい)法師は、
遠くから京の都を眺めて、
「見わたせば 柳桜を こきまぜて 
都ぞ春の錦なりける」とよみました。

見わたしたからわかる・・
いったん離れてみてわかるのが、
真の「錦(にしき)」なのかもしれません。

ご紹介の出し袱紗には、さらに
メーテルリンクの話を思い出させるような
「青い鳥」ならぬ「鳳凰」が飛んでいます。
今、ここを大切にしたい茶人に
ふさわしい文様といえましょう。
真の錦は身近なところに・・。

※素性法師は平安時代前、中期の歌人で僧侶。
三十六歌仙の一人。




     
 

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