ロゴ
 
   
 







平安の美を語る、有職文様。
(写真は二つ折)


 
 
   



古袱紗

↑上から(部分)



古袱紗

↑裂地のイメージ
 



 

入荷しました

こあおいぎれこぶくさ
小葵裂古袱紗
1,700円(税込)
申込番号002-R1763W

・絹・約 縦15×16cm
・化粧箱


小葵文様は代表的な有職文様のひとつで、
平安時代に広く使用され、特に皇族の装束や宮中の調度などに使われました。
現代にいたるまでにいろいろなパターンが創作されています。



   
     
     
     
     
 



古袱紗













 


葵(あおい)にたくす思い


ご紹介の小袱紗の名前にある「葵」を
詠み込んだ歌が万葉集にあります。

  梨 棗 黍に粟つぎ 延ふ葛の
   後も逢はむと 葵花咲く 
       よみ人しらず 万葉集 16-3834

  なし なつめ きびに あわつぎ  はうくずの
    のちもあわんと あおいばなさく

当時の葵は、一説によると
中国渡来の冬葵(ふゆあおい)と言われています。
秋の七草のひとつ「葛(くず)」の後に咲くとしたら
やはり、夏に咲く立葵ではなく、
冬葵がぴったりといえましょう。

この歌には植物の名前が6つ登場し、
最初は春に咲く「梨」、
最後は冬から春に咲く「冬葵」。

茶道には欠かせない「棗(なつめ)」も
詠み込まれているのが面白いですね。





     
     
 

ご注文頁へはこちらをクリック

     商品一覧に戻る

 


Copyright(C) Fukusa-Kobo All Rights Reserved.
*
無断転載、複製はご遠慮ください。