おりべおらんだもんちゃわん
織部オランダ文茶碗
5,500
円(税込)  
申込番号 028 - 1232

・約 口径11.8×高さ7.8cm
・化粧箱入 
 
  右側から見た写真は
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わずかに山道になった口辺が
優しい趣の茶碗です。
焼きの柔らかい調子と
異国の風情を楽しむ茶碗。

 

 

 
オランダの焼物を茶道具に・・・。
狭い茶室にいながらも
広い世界へ視線を向けていた、江戸時代の茶人たち。
*
大切なお客を、そしてこの一期一会を
どのように迎えようか。
その気持ちが
視野を広げたのでしょうか。

  胴の優しいシルエット

 
 
 
 
 

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葉たばこ様の草花文様が彫られ、 茶と緑の釉がうっすらとかかっています。
  見込み
やや深い感じが、
明るい色合いとあいまって
のびやかさを表わしています。
  高台まわり


           
 
 
日常から離れ、ひと休みして一服。
この「 一服」は、喫茶にも喫煙にも使われる言葉です。 
*
さて、お客様を迎える「待合い」には、「タバコ盆」。
「お茶席」には、
「葉タバコともいわれるオランダ文の茶碗」。
*
「さぁ一服しておくつろぎを」との心が
しっかりと伝わっていきます。
   
           
      葉タバコとオランダ文

薬用とされていたタバコは、
江戸時代に西洋から日本へやってきました。

葉タバコがつめられていた容器は、
主にオランダで焼かれていたデルフト窯の陶器で
そこにつけられた草花紋は「葉タバコ」に似ていました。

これが、今の茶道具でいう「オランダタバコ葉」です。
ご紹介した茶碗では「オランダ文」となっています。
少々抽象的ですが、
釘で掘り出したような線で
大小の葉が繁るさまを描いているようです。

 

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