茶碗つつじ




別角度の写真はここをクリック

連なって咲くから、つづき咲く。それがツツジになったと言う。
実はつづくのは花だけでない。
ツツジの古木には800年のものがある。
幾時代もつづけて花咲かせる、その命が、この春もまた。


 
 
   






 
はくゆうつつじちゃわん
白釉つつじ茶碗
8,100円(税込)
申込番号700-1499

・宗絢作
・約径11.8×高さ8cm
・化粧箱

←横から

     






  

 
←意匠拡大


花びらの色合いや
金色のおしべには
ツツジの生命感が
宿るかのよう。

若い葉も
さまざまな表情に
いきいきと
描かれています。
     








 



←肌合い

白釉のつややかさが
ツツジの季節の
さわやかさを
思わせます。




     


見込み



 

 

←見込み 

   











 



←向こう正面

咲こうとするツツジと
ふくらみはじめたつぼみ。

一服のお茶とともに
春から初夏の息吹を
お楽しみください。

     










 


←高台
     

   

■コラム 


全体

躑躅(つつじ)

あまりにも身近な花、それがツツジといえます。
名所はここかしこにあり、街中でもよく見られます。
さていにしえの歌人は、ツツジにこんな気持ちを託しました。

   山越えて遠津(とおつ)の浜の岩つつじ 
     わが来るまでに、含(ふふ)みてあり待て  
                 詠み人知らず 『万葉集』第七巻 
 
意味は「遠津の浜の岩間に咲くツツジよ、
私が帰るまではつぼみのまま待っていてくれ」という微笑ましいもの。
ご紹介の抹茶茶碗には、嬉しい未来を待つ多くのつぼみと、
めぐる時満ちて、あるいは願いかなって咲く花の、両方が描かれています。
旅立ちや新スタートを迎えた人びとの茶会にも向きそうです。

 
ご注文頁へはここをクリック
     商品一覧に戻る 

 トップページに戻る 

目次に戻る 
     
 
Copyright(C) Fukusa-Kobo All Rights Reserved.
*
無断転載、複製はご遠慮ください。