刷毛目春蘭茶碗


淡い光にかざすと
いっそう美しい春蘭。
日本の春の訪れをこのお茶碗で・・。


 
 
   









 


はけめしゅんらんちゃわん
刷毛目春蘭茶碗
3,885円(税込)
申込番号 P2-1650-652

・中山喜白作
・約 径12.0×高さ7.3cm
・化粧箱

←上は正面
←下は後ろ正面

     






 
←花拡大
春蘭はひっそりと
気高く
横を向いて咲きます。

それでも
いやそれゆえに
その高雅さが
文人墨客に
愛されてきました。
蘭は四君子の一つ。


※四君子(しくんし)……気品の高いことを君子にみたてた蘭、菊、梅、竹の4つ。
     









 



←若く薄い葉が
 春の光を透かしながら
 元気に伸びています。
 
 釉薬の重なりは
 その透かしを
 思わせます。





     







 

 

←見込み 

のびやな見込みです。
   







 



←見込みの刷毛目
本当にさわかやの
ひと言につきる刷毛目。


     
     

   
■コラム 



春欄と春の想い

古くより早春の花、あるいは祝いの花として親しまれてきました。
日の差し込む、やや乾燥気味の雑木林や松林などに自生。
2月半ばから花芽が伸び初め、
3月初旬〜4月初頃にかけて花が咲きます。
ちょうど雛まつりの頃になります。

花は葉の陰に隠れるようにひっそり咲きます。
その姿は可憐な乙女、あるいは高貴な淑女・・。
ひな人形のある席にもよく似合います。

ただし別名の一つは「ジジババ」といいますから一筋縄ではいきません!?
花姿をよく見ると、上部はおばあさんのかぶり物のように、
下部はおじいさんの長いひげのように見えることから
そうつけられたという説があります。

乙女から爺婆までを見てとれる不思議な花、それが春蘭です。
ご紹介の茶碗の蘭を愛でながら、さまざまな人びとの春を想う・・。
さてあなたも、平成の文人墨客に。


※文人墨客(ぶんじんぼっかく・ぶんじんぼっきゃく)
詩文・書画などに親しむ風流な人。


 
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