南方を守り、火を象徴する「鳳凰」
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それは、聖天子の出現を待って現れるという瑞兆でもある。
その年の平安と盛んな運気を願うのに
なんとふさわしい鳥だろうか。


2008年のお題は「火」

 
 
   
 
 

にんせいほうおうちゃわん
仁清鳳凰茶碗
3,255円(税込)
申込番号 3-001 - 1560

←左 真横
←右 鳳凰拡大  
    
お題の火に合わせ「火の鳥」に見立ててもいいでしょう。「鳳凰」なら通 年使用も。
     
     
 
 
←左 見込み
←右 茶溜まりの意匠
 


 
     
     
 
 
←高台



   

    2008年と鳳凰 

 ◆◆ そもそも「鳳凰」とは?
 孔雀に似ている伝説の鳥で、聖天子の出現を待って現れる霊獣。 
 とはいうものの鳳は雄、凰は雌で、卵を産むというからほほえましい。
 神聖なのにどこか親しみやすい生き物です。
 一方、火の鳥-フェニックスの場合は雄だけなので単性生殖とか。   

 ◆◆ 「鳳凰」と「火」 
 古くは「火精」、異名では「鳥王」とも呼ばれました。

 五行思想にいう四霊のひとつ-「朱雀」と同一視されることもあります。
 朱雀は南方(五行思想では火を表す)を守護するといいますから、
 2008年の歌会始めのお題「火」にも合う意匠となります。

 ◆◆ 「鳳凰」と源氏物語
 2008年は源氏物語の千年紀にあたります。
 光源氏のモデルとされる源融(みなもとのとおる)の別荘が
 後に 平等院となりますが、その中の阿弥陀堂は別名「鳳凰堂」。
 建物のかたちは鳳凰に似ており、屋根の両端にはすっくと鳳凰が。 
  



   
     
     
     
 
     
     
     
 

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