ひそやかに咲く。
けれどそこには、高貴な香がゆったりとただよう。
金色の小霧が隠しても、なお。

 
 
   









 
ごほんでふじばかまちゃわん
御本手藤袴茶碗 5,250 円(税込)
申込番号 4-009 - 1488

・水出宗絢作
・化粧箱
・約 径12.5×高さ7.8 cm



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←高台回り
     
 
 
     









 


「源氏物語」と藤袴


   おなじ野の露にやつるる藤袴 
       あはれはかけよ かごとばかりも 
                夕霧の中将 御歌   

第30巻「藤袴」で夕霧は、玉鬘の姫君へ
「おなじ縁に繋がる私の恋を、少しでもあわれと
思っていただきたいのです」という意味の歌をおくりますが
つれなく拒否されてしまいます。

そのあわれな藤袴ではありませんが
現在の藤袴も、ちょっとあわれな状況になっています。

「野生種の藤袴」が絶滅危惧種となっており、
よく見かけるもののほとんどは園芸種だとか。
茶道具や茶花で藤袴に出あうときには
ぜひことのことに心を寄せたいものです。




     
 

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