←後ろ すっきりした後側。 釉薬の色調の変化が美しい。 ほのぼのとした紅色は 春を迎える大地の 色を思わせます。
利休の「雪間の草の春」 『南坊録』によれば、 紹鴎のわび茶の湯の心とは、 新古今集の定家朝臣の歌- 「見渡せば花も紅葉もなかりけり浦のとまやの秋の夕暮」。 これに対し利休は、 同集の藤原家隆の歌 「花をのみまつらむ人に山里の雪間の草の春 をみせばや」に わび茶の心を託し 「力ヲ加ヘズニ真ナル所ノアル道理ニトラレシ也」と 述べています。
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