「花をのみ待つらむ人に山里の雪間の草の春をみせばや」
・・・利休の求めたわび茶の境地はこの歌に。
そしてこの茶碗にも。
 
 
   









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ゆきまちゃわん
雪間茶碗 6,720円(税込)
申込番号 P1-002 - 1876

・東山作
・約 径12.2×高さ7.8cm
・化粧箱

春の光に福寿草が咲く。
自然のことわりは奥深く、
ただ美しく。





     







 
←胴と高台まわり

大きな淡雪に
小さな淡雪が重なって
ツボツボのかたちに。



 

     


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金彩は
雪間に咲く福寿草の
輝くばかりの生命力のよう。

   






 


←後ろ

すっきりした後側。
釉薬の色調の変化が美しい。

ほのぼのとした紅色は
春を迎える大地の
色を思わせます。


     


 
     
     
 
     










 


利休の「雪間の草の春」


南坊録』によれば、
紹鴎のわび茶の湯の心とは、
新古今集の定家朝臣の歌-
「見渡せば花も紅葉もなかりけり浦のとまやの秋の夕暮」。

これに対し利休は、
同集の藤原家隆の歌
「花をのみまつらむ人に山里の雪間の草の春 をみせばや」に

わび茶の心を
託し
「力ヲ加ヘズニ真ナル所ノアル道理ニトラレシ也」と
述べています。



     
 

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