by ふくさ光房
   
 




  

 


   自在なヘラ使いを眺めつつ、素敵な謎を考えてみた。
   「三ノ亀(写し)」は、「簑亀」であろう。
   しかしなぜこの赤楽を、そう名付けたのかと。      
      * * *
   自在なヘラ使いを敬し、自由に解いてみる。
   その結果を下にあげておく
   そのほかの解はいかに…。
                          ※お品物以外は撮影小物。以下同様。

   
       
 











 


みのがめうつし あからくちゃわん
三ノ亀写 赤楽茶碗 
23,800円(税込)
申込番号1834 – 772

・伊東桂楽作
・約 径12.2×高さ7.8cm
・木箱
・弘入「三ノ亀」写


白い見込みは、赤い釉薬の掛け残し。

そこに茶の緑が溜まると、どうだろう。
亀の丸い甲羅に、
緑色の藻がついたようではないか。

それは吉祥の「簑亀」。
抹茶をたてると、
目出たい亀があらわれるかのようだ。

「みのがめ」は長寿の印だともいう。
はれの茶会を祝うにふさわしい
一期一会の赤楽。

       
 












 



 


楽弘入の特徴- 独特のヘラ使いを
表現したお品(写し)。
胴のおおぶりな造形は、
自在なヘラ使いが
かもし出したもの。


写真は上から
・正面
・左側
・右側
・後ろ

   

   

       
 









 





高台は、
やすらぎを誘う
低く、どっしりした形。

その高台を
美しい窯変が取り囲む。
 

      高台内
   
       
 






 


胴の釉薬。

大きなヘラ使いに
優美な陰影を与える
釉薬の妙。
       
   
 

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ふくさ光房